GI ブレーカ

穴加工の切りくずトラブルを防止

GI ブレーカ

穴加工の切りくずトラブルを防止

リーマ・ドリルなどの穴加工中に長い切りくずが工具へ巻き付き、加工へ影響を与えることがあります。GI ブレーカ(巻き付き防止機能)*は、連続切削でも長い切りくずを発生させず、加工中のトラブルを防止し、生産性も高めることが可能です。
*弊社特許技術

<主な特長>

GIブレーカのご紹介(30秒)
 
  • 穴加工における切りくずを分断
    • リーマ加工や深穴加工へも有効
    • 工具への切りくず巻き付きを防止
    • 切りくずによる擦過痕の減少
    • ワーク、治具などへの切りくず堆積防止
    • 切りくず処理装置への負荷軽減・故障の防止
    • 巻き付いた切りくずや加工室内に堆積した切りくず処理に対する作業者の負担軽減
 
  • 加工精度の安定化
    • 巻き付いた切りくずによる穴径、穴深さへの影響の減少
    • 不良品の減少によるコスト削減
    • 連続切削中に切りくずを分断するため工具寿命に寄与
    • サイクルタイムの短縮
 
  • GI ブレーカ機能をONにするだけの簡単操作(固定サイクルの設定不要)
    • 対象工具:リーマ、ドリル、ボーリングバー
    • 主な被削材:アルミ合金、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、高張力鋼、銅合金、チタン 他
 
  • 環境負荷の低減
    • 深穴サイクルや逆転洗浄と比較し、消費電力を削減
    • 切りくずを細かくすることでスペース効率が良くなり、輸送コストを削減
 
 

<GIブレーカON・OFF比較事例>

・Φ5.0ドリル加工(下穴無し)による事例

 被削材:A5052、主軸回転数:7650 min-1、送り速度:2295 mm/min

 

 
 



・Φ11mmドリル加工

 

 
 
 
 
・立形・横形MC、ドリル・リーマ加工

 

 



 

* GIブレーカは、5軸加工機能(「傾斜面割出し指令」、「工具先端点制御」を除く)との併用はできません。
*1 L2、Jシリーズは、GIブレーカと全ての5軸加工機能との併用はできません。


*すべての工具や加工条件、被削材での効果を保証するものではありません。

*対象機種
 (既納機への後付けは下記機種のProfessional 6機およびL2、Jシリーズ*1に限ります。詳細はお問い合わせください。) 

 立形マシニングセンタ:iQ300、iQ500、V22、V33i、V56i、V77、V77L、V99、V99L
 5軸制御立形マシニングセンタ:D200Z、D300、D500、D800Z、DA300
 e GRINDER:BG500
 横形マシニングセンタ:a51nx、a61nx、a71nx 、a81nx 、a91nx、a92、a120nx
 5軸制御横形マシニングセンタ:a500Z、a800Z、a900Z、N2-5XA
 立形マシニングセンタ:L2*1
 横形マシニングセンタ:J3、J4、J6*1

 


・GI ブレーカのお問い合わせ(機能・既納機への後付けなど)はこちら

 

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