FB127

立形マシニングセンタ

FB127

立形マシニングセンタ

精密治具・金型用プレシジョンプレート、精密機械用XYテーブルなどで要求される数ミクロンの誤差も許されない加工を、マシニングセンタで完結するために開発しました。

極限まで振れを抑え込んだスピンドルによるファインボーリングやロストモーションのない卓越した運動性能によるコンタリング加工。さらにはCs軸を用いたヘール加工やボールエンドミルによる高面品位加工など、これまでの常識を超えたマシニングセンタです。

有限要素解析と数多くの実績を積み重ねて実現した熱変位対策。長時間による加工でも、ピッチ精度や直角度の変化は最小です。熱的に安定するのを待つのではなく、熱変位ゼロを目指す、それがFB127の開発コンセプトです。

特長・仕様

軸構成は、X / Z軸が主軸を移動して、Y軸がテーブルです。ストローク全域にわたり、オーバーハングが無いように設計されています。そして精巧に研磨された案内面は機械と一体化されており、優れた精度と剛性を実現します。
X / Z軸は、切削による振動を抑制する減衰性の高いすべり案内面を採用しています。またY軸には直動ベアリングと2本のボールねじを採用。テーブル荷重が変化しても常に安定した制動を実現しています。

長時間における加工であっても、安定した精度を保証するため、次の機能を装備しています。

  • ボールねじ内部にベッド温度に同調した冷却液を循環させ、高速移動によるねじの発熱を防止します(ボールねじ軸芯冷却)。さらにボールねじのサポートベアリングやモータ取り付け面にも冷却液を循環させ、発熱を防いでいます。
  • X軸を長時間の高速移動でも発熱しないよう案内面を冷却しています。機械本体温度に同調させた冷却油をサドル内に循環することで温度を一定に保ちます。
  • X軸の摺動部は密閉しており、供給する潤滑油で加圧することで、摺動抵抗を大幅に低減します。高速移動に対する応答性を確保しています。


主軸の冷却および潤滑は、軸芯冷却とアンダーレース潤滑を採用しました。回転する主軸の内部に温度制御した多量の冷却油を送り込み、主軸自体を内側から直接冷却する方式を採用しています。さらにベアリングの潤滑は、主軸内側に送り込んだ冷却油をベアリングのインナーレースに明けた穴から供給します。これにより、高速回転時の熱歪みを最小限に抑えることを可能としました。

  • 剛性をさらに高め、振動を最小限に抑え、剛性を向上させ、チャタリングのない切削を確実にし、より短くて剛性の高い主軸を設計。
  • 主軸を通過する加工液の質量を増加し、さらに主軸の熱膨張を減らし、主軸内の温度を確実に制御。
  • 短い主軸設計と高い温度制御により、主軸の許容誤差を縮め、振れを減らし、剛性を増加。


Windows CEオペレーティングシステムを利用した制御装置マキノプロフェショナル6が装備されており、オペレータに優しいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供しながら、安定したプラットフォームを提供します。この最新世代の工作機械制御は、タッチスクリーン式で見やすい大型カラースクリーンを使用、オペレータが必要とする重要情報に迅速にアクセス可能です。そしてマキノが特許を有するスーパーGI.5高速加工制御システムを搭載しています。

テーブル作業面の大きさ: 1400 × 700 mm
X軸: 1200 mm Y軸: 700 mm Z軸: 450 mm

主軸回転速度

50 ~ 20000 min-1

主軸端(呼び番号)

7/24テーパ#40

早送り速度

20000 mm/min

切削送り速度

1 ~ 16000 mm/min

最大ワーク寸法

1400 × 700 × 250 mm

最大積載質量

2000 kg

工具収納本数

30 本、特別仕様:40 / 80 本

工具最大長さ

300 mm

工具最大径

Φ120 mm

工具最大質量

8 kg